일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きりのなか

霧の中

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 霧の中(きりのなか)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 19,920자 · 40화면

아오조라 문고

――ほう、そうですか。中毒なんか構わないが、飲んでも酔わないというのは、そりゃあ実際悪い癖ですね。そんな悪い癖をもっていちゃあ、いつまでも駄目ですよ。酒をやめるには及ばないが、飲んだら酔うようになさい。それも肚の据え方ひとつですよ。へんなもので、相手が酔ってしまうと、こちらはいつまでも酔えなくなる。後手に廻るわけですね。先手に廻らなくちゃいけません。戦争と同じで、機先を制するってやつです。相手がなくて、一人でやってる時には、酒そのものが相手です。酒に対して機先を制してやるんです。一本……二本……或は三本、これで酔うんだと決心するんですね。酔うんだという肚をすえてかかるんです。それから次には、酒を軽蔑することです。酒をのみながら酒を軽蔑する、そこが大事なところです。飯をくいながら飯を軽蔑する、女を愛しながら女を軽蔑する、社会に生活しながら社会を軽蔑する、人間と交りながら人間を軽蔑する、酒をのみながら酒を軽薄する……そこから微妙な味がわいてくるし、ほんとに酔えますよ。それでもまだ面白くならなかったら、ほんとに酔えなかったら、みんなうっちゃってしまうんですね。