후리가나로 읽는 일본 고전
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
三遊亭 円朝의 霧陰伊香保湯煙(きりがくれいかほのゆけぶり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 117,546자 · 234화면
其の頃はまだマッチは田舎では用いません、火口箱を探しに参りますると、雨は益々烈しくドッ/\と吹降に降出して来る。赤城の方から雷鳴がゴロ/\雷光がピカ/\その降る中へ手拭でスットコ冠りをした奧木茂之助は、裏と表の目釘を湿して、逆せ上って人を殺そうと思うので眼も暗んで居る。裏手へそっと忍んで来て見ると、ピカ/\とさし込む雷光に女の姿が見えたから、お瀧が彼処に居ると心得、現在我が女房とも知らず、引抜いた一刀を持って飛掛かった。おくのは真暗闇に人が飛掛かったから驚き、
くの「何方か」
と云う声も雷鳴の烈しいので聞えません。素より逆せ上った茂之助ゆえ無慚にも我が女房おくのが負って居る乳呑児の上から突通したから堪りません。おくのは
「アッ」
といって倒れた。茂之助は乗っかゝって、
茂「此の悪党思い知ったか」
と力に任して二ツ三ツ抉りましたから、無慙にもおくのは、一歳になるお定を負ったなり殺されました。
茂「あゝ……畜生め……あゝ能くも/\己に耻をかゝしたな、足利ばかりの耻ッかきじゃアねえぞ前橋の友達までに耻をかいて居るぞ、畜生め、此の位の事は当然だ……松五郎は居るか」