후리가나로 읽는 일본 고전
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せいしゅんのいきのあと
青春の息の痕
倉田 百三
倉田 百三의 青春の息の痕(せいしゅんのいきのあと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,338자 · 254화면
久保さん、私はだれでも愛し、求めるものには惜しまず与えんと、心のなかに常に和解と愛とを用意しているのになぜ、人は私に温かい交渉をしてくれないのでしょう。私はキリストが昔「われ衢に立ちて笛ふけども人躍らず、歌えども和せず」となげかれた、かなしき心持ちをしのびました。そしてどんなに私に求めに、愛されに、すがりに来る人を待ったでしょう。お絹さん(その看護婦の名)は私に、初対面の日からよく触れました。私はその女の苦痛を経て来た半生、そしてそれにもかかわらずのんびりとした単純な、そして深い高尚な思想に感動することのできる心をめでました。お絹さんは四、五日ばかり毎日来ました。そして私の話を実に悦んできき、そして注意深き聡明な性質を示しました。それから十日ほどは働きに市内の患家に行きました。私は熱心に愛をもって不幸な病人のために働くことを勧めました。十日の後お絹さんは働きを終えて悦び勇んで私のそばに来ました。私は彼女を祝しました。それから五日ばかりまた毎日来ました。彼女は私を信じ愛しそして私の魂のなかの私の誇る(よき意味の)部分に触れてくれました。私は宗教的空気のなかに彼女を包んで愛しました。