후리가나로 읽는 일본 고전
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ふうぼう
風貌
小山 清
小山 清의 風貌(ふうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,448자 · 32화면
その後、新聞の消息欄で三鷹へ移られたことを知り、その住所を書きとめて置いた。私にはよそゆきと云っては久留米絣の袷があるきりであったが、それはいつも質屋の蔵に入っていた。私は太宰さんを初めて訪ねるに際して、その袷を着て行きたいと思ったが、質受けの金の都合がつかなかった。止むを得ず、ふだんのジャンパー着のままで出かけた。私は思いたったことは短気に実行せずにはいられない性分なのである。三鷹で下りると、駅前に同業のA新聞の店があったので、早速そこでおおよその道順を訊いた。それでも、尋ねあてるまでにはかなりまごついた。
玄関の戸をあけて、「ごめん下さい。」と云うと、すぐ太宰さんが立ちあらわれた。蓬髪、長身であった。「初めてお伺いした者ですが、ちょっとお目にかかりたくて。」と云うと、かるくうなずいて、「お上がり。」と云った。私は上がった。私が黙っていると、「三鷹ですか?」と云った。「いいえ、下谷です。」と私は云った。太宰さんは少し怪訝な面持をした。そして、下谷には砂子屋と云う本屋がありますねと私がそれを知っているかどうかを確めるような調子で云った。それから、「尾崎一雄がいますね。