일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

かぜ

風

壺井 栄

壺井 栄의 風(かぜ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 38,702자 · 78화면

아오조라 문고

――阿呆なこと。……神戸へ遊びにいったことにしとくぞい。

――そんなおていさい。東京には房次兄さんもおるじゃないか。修造さんのとこへ、遊びにいきましたと正直にゆうたってええ。うちはそうゆうて、ふれまわってやる。

――嫁入りまえの娘がそんなおうど(大胆)なことしたら、笑われるのは茂ばっかりじゃ。

――そんならわざと笑われにいくがい。房の兄やんのとこへやこ、行かん。

この、ひとりだけ毛色のちがったような娘に、母は手を焼いていたかもしれぬ。しかし、この大胆不敵に見える娘も、東京の波風の中では小鳩のようにおとなしかった。おとなしくならずにいられなかったのだ。まず、彼女の計画は東京への第一歩からぺしゃんこになった。電報を打っておいたのに、修造は出迎えにきてくれなかったのだ。東京駅のホームで一時間も待ったあげく、彼女はしおしおと房次の家へ電車でいった。房次はいず、兄嫁の澄江が怪訝な顔でむかえた。写真でみて茂緒の方は知っていたが、初対面であった。

「茂緒です。」

と、名のると、澄江は愛想笑いをしながら、とんちんかんなことをいった。

「こんなにおそく、どちらから?」