일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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まぞう

魔像

林 不忘

林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면

아오조라 문고

つまり、早晩必ず喬之助を捕まえるからというので、切腹を延ばされているのだ。交換条件で命をつないでいるのだ。

喬之助に繩打って、引き据えるか。それとも、自分が腹を切るか……二つに一つだ。山城守は、いても起ってもいられなかった。躍起になっていた。

園絵と喬之助の結婚には、じぶんも口をきいた。その園絵のことで、こんな騒動になったのだ。今となって、善悪正邪は問題でない。自分としては、組与頭の戸部近江を首にした喬之助の首を、一刻も早く手にしさえすればいいのだ。が、その喬之助の行方である。家中の者はもとより、町方にも手を廻して、いま、喬之助を狙う御用の者は、江戸全市を櫛の歯のように梳いているはずだ。それでも発見されない。発見されないだけならまだしも、先日はどうだ。この大警戒の真ッ直中で、大迫玄蕃と浅香慶之助と、同番の士が一夜にふたり、喬之助のために首を掻かれている。何だか、他の者も順次に首級を挙げられてついには自分にまで及んで来そうに思われるのだ。

山城守は、じぶんの生首を想像して、苦い顔になった。たかが神尾一人ではないか、捜索隊は一たい何をしている! が、それにしても、あの優男の喬之助めが、かかる剣腕の所有者であるとは知らなかった。