일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まぞう

魔像

林 不忘

林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면

아오조라 문고

人混みを潜って、壁辰も幸兵衛に挨拶したのち、酒や餅にそれぞれ喰らいついて離れようともしない弟子達はそのまま残して置いて、ひとり筆屋の店を出た。

振舞い酒に好い気持になった連中が、向うから来る廻礼の女なんかをひやかしながら、木遣りの声を張り揚げて流してゆく。

明るい日光が街にみなぎって、門松の影がゆらゆらと燃えているように見える。

きちがい陽気――。

どこからか外れ飛んで来た羽子が、ヒョイと壁辰の襟首に落ちた。女の児が追っかけて来て噪ぎ立てる。壁辰は、にっこり掴み取って、投げ返した。

紺の腹掛け※襦に粋な滝縞を重ね――苦み走って、いい親方ぶりだ。

黒門町。自宅の前。格子を開けようとして覗くと、見慣れない麻裏が一足、かれの帰りを待ち顔に並んでいる。

二

じろり――茶の間に待っている客を横眼に白眼んで、奥へ通ろうとした。が、その時、ふと壁辰の胸底を走り過ぎたものがあって、彼は、どきりとした。思わず、足が停まった。客は室内、壁辰は茶の間のそとの細廊下――だが、顔が合った。無言である。面と向って、立った。

職人風の若い男――神尾喬之助を、壁辰は、どこかで見たような気がしたのだ。