일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まぞう

魔像

林 不忘

林 不忘의 魔像(まぞう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 131,494자 · 260화면

아오조라 문고

「とにかく、今後は気をつけて貰いましょう」

と、プリプリして筆幸の店を立ち出でた村井長庵は、ちょうどその時、お絃、右近の喧嘩屋一行の駕籠と同じ途を、麹町平河町の自宅へ帰路についていた。

この村井長庵。

今度筆屋が、筆紙類のみならず、ひろく油渡世のほうにまで商売の手を伸ばすにつけては、いま、お城のそのほうの御用を一手に引き受けて来た神田三河町の伊豆屋伍兵衛が、婿の神尾喬之助の一件で失敗っている時だから、この機を利用し、御書院番頭の脇坂山城守を通して頼みこめば、必ず伊豆伍を蹴落し、伊豆伍に代ってお城の油御用を仰せつかることが出来るというので、長庵は、筆屋幸兵衛に頼まれて、脇坂山城守へ、言わば賄賂の橋わたしをしているのである。

筆幸は、千代田の御書院番へ筆紙墨の類を入れて来て、山城守とはお近づきに願っている。かれは、伊豆伍と同じ、越後の柏崎出の商人で、同郷なればこそ一層、昔から伊豆伍と筆幸は、激しい出世競争の相手だったのだ。その伊豆伍を倒す絶好の機会である。ことに、山城守は、おのが部下の随一を斬って逃げて、その後も、自分を愚弄するがごとき神尾喬之助の態度に、躍起となっている。