후리가나로 읽는 일본 고전
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まと
魔都
久生 十蘭
久生 十蘭의 魔都(まと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 293,999자 · 578화면
あなたは狼狽なさって、私の調査を玄関の間にだけ制限するために、私の先廻りをして有明荘に行、応接間へ入る扉に封印をなさった。いかに真名古でもこれだけは破るまいとお考えになったのです。……ところが、これもまた命運の然らしむるところだった、私は有明荘へ出かける途中で林謹直に逢い、私が今朝の現場整備から除外されたこと、従ってこの整備には何か裏があると感づいたのでした。……あなたもお認めのように、元来狷介な私のことでありますから、もちろん、そういう不当にノメノメと屈するわけはない。職を賭してもこの真相を摘発して見せるつもりで、その場で辞職願を認めて懐中し、いわば、確固たる精神で有明荘に赴いたのです。……そういう私の前に封印などは物の数でもない。たちまち押破って侵入しました」
「早まったことをしたもんだ。何にしても常態ではないね」真名古は耳も藉さず、
「さて、現場に当って精細に調査いたしますと、王様が鶴子を殺したとすべき根拠は少しも見当りません。いや一々の情況が鶴子を殺したのは王様でないということを立証するのです。……現場のさまざまな状態については、すでに度々申し上げましたからここでは繰り返しませんが、当夜、縫子の花が目撃したという人物、すなわち、毬栗頭の腕にキラキラ光るものを巻きつけていた人物、料理場の生乾きの壁の上