후리가나로 읽는 일본 고전
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かまをきずいてしりえたこと
魯山人陶説
北大路 魯山人
北大路 魯山人의 魯山人陶説(かまをきずいてしりえたこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,780자 · 98화면
しかし、概して下手物と称されている種のものに多大の関心が払われているのは事実である。下手物の美とは誰にも七面倒くさい教養を要せずして直ちに見てとれる良さを有し、大衆に手取り早く得心のいくものである。それが程度の高下は、ここに論じることを差し控えるとしても、何としてもそれが一部の作家に偏食されていることは否み難い。鑑賞の偏食は趣味を病弱者にしてしまうところのものである。下手物も認める。上手も認める。鯛もうまいが、鰊もうまい、と、すべてを食い尽して完全な味覚と栄養が語れるように、美術工芸も偏食から生まれる製作は病的であり、虚弱である。健康の美顔など望むべくもない。みずから誇るところではないが、小生はかく心の用意をもって、あれもこれもと次々に試食、健康の増進を望んでいる。しかし、世界中のありとあらゆる栄養食を食い尽さんとする努力は固より容易なものではない。いつまでかかるものであるか判るものではない。小生は今その坂の途中を歩むものであるが、今の分では、どうも日本味が身について健康体を生む第一の栄養らしく、まことにうれしい。西洋も中国も朝鮮も食い厭きてしまったからであろう。