후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
靴は多くゴム靴で随分半靴などもあった。ましてや我々どもの服はいよいよ区々で、私はこの上京後新調したモーニングを着ていた。今日と違って、宮内省辺りでもそれに何らの干渉もなかった。議題はもっぱら地方の施設に関する事件であったが、その頃は各地方官も、随分若やいだ意見を述べて、あるいは故意に主務省の議案に反対するかとまで思わるるものもあった。この答弁に当る番外員は、内務権大書記官矢野文雄、大蔵大書記官尾崎某氏であって、矢野氏の弁は論理法に適っていてなかなかうまかった。そうして、地方官の中にも自然に政府党に傾く者と、在野党に傾く者との区別が暗々裡にあったように思われた。まず民権党では、我岩村県令や、高知の北垣県令、千葉の柴原県令などで、官権党は京都の植村府知事、神奈川の野村県令などであった。それから鹿児島からは、県令代理として渡辺大書記官が出ていた。即ち千秋氏である。この他に藤村山梨県令とか、高崎岡山県令とかもよく口を利いた。また東京府知事の松田道之氏は中でも先輩顔をしていて、なるべく議論の纏まるよう注意したようである。そこで議長は河野敏鎌氏であるから、高知人でもあるし、その頃は民権主義になっていたのだが、職務が職務である故公平に扱って、弁舌も明瞭であった。