일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいせつじじょでん

鳴雪自叙伝

内藤 鳴雪

内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면

아오조라 문고

その下に水主というものがある。これは藩地の海岸や島方などから、一定の期限があって、順番に徴発したもので、常には漁業などしていた。私どもの乗った船にも上には船手数人、下には水主が数人居た。それらの煮炊万端はもっぱら水主にやらせるので、船手は坐して命令するだけである。この両者は大変に隔があって、水主は悪くすると船手に虐められる。それでもよく辛抱したもので、その状は私も目撃して、水主は可哀そうなものだと思った。

私どもの乗った船は四百石ぐらいで、帆は七反帆であった。その帆は紺と白とをあえまぜに竪の段ダラ形で、これが藩の船印の一ツになっていた。風がよいと、艫の方で轆轤でその帆を懸声をして巻上げる。帆が上がり切ると、十分に風を孕んで船が進む様は、実に勇ましかった。追風でない時は、『ひらき帆』といって、帆を多少横向きにして進むが、風が全く横から吹く時は、直行が出来ないから、右に左に方向をかえて、波状線を画いて進んで行く。これをマギレという。右に向いたのが左にかわる時には、船は殆ど直角に向き直る。すると一方に強く傾いて波も一方のみに受けるので、船体は甚しく傾斜する。