일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうがいのおもいで

鴎外の思い出

小金井 喜美子

小金井 喜美子의 鴎外の思い出(おうがいのおもいで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 127,675자 · 254화면

아오조라 문고

お医者の方々はお兄様のお話を聞くために超満員だったといいました。その頃そんな折の会場はいつも郡役所でした。お姉え様は三味線をお持ちになったのです。長唄の何か一くさりを弾いてお聴かせになったのでしょう。後でお医者の方たちはお兄様のお話を喜び、お姉え様の長唄を聴いた者は、その音締に感じ入ったのでした。お父様お母様の御満足が思いやられます。間もなく不運なことが起ろうなどとは、誰もが思いもかけませんかった。

団子坂の家・曙町の家

昭和二十年三月二十日のことでした。かれこれ五十年近くも住み馴れた本郷曙町の私の家へ、強制疎開の指令が来て、十日以内に引払えとのことです。どことて空襲の来ぬ処があるはずもなし、やっと目黒辺で地方へ疎開した人の家を探して移ることにしましたが、さて荷物運搬の便がありません。曙町の通から吉祥寺前まで、広く取払われて道路になるので、私どもの家並は皆取崩されるのですから、荷物を山と積上げたトラック、馬力で一杯です。自然競りあげられて、一台千円などという法外な値となります。向側は何事もなくて、立派な家が並んでいます。そこの人たちはそれぞれ地方などへ疎開して、空家に留守番だけがいるのでした。