일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かもがわをあいして

鴨川を愛して

新村 出

新村 出의 鴨川を愛して(かもがわをあいして)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,312자 · 11화면

아오조라 문고

加茂川にそって上流にいくと、いまも水は清く、流れは野趣にとんでおります。上賀茂のあたりから上流に住んでいる人たちの話では、いまも夏はカジカの声、冬は千鳥のさえずりがきかれるということです。

私は、かねてから、この加茂川の美をよみこなしたものはないものかと、いろいろ調べているのですが、どうも、あまり残っていないようです。

『鴨川集』という幕末にできた歌集があります。私は、これを大学の図書館から借りてきて、この中に多少とも鴨川の美をうたったものはないかと調べてみたのですが、これは鴨川の美そのものをうたった歌ばかりを集めたものではなく、京都に縁のある歌人が京都をうたったものにすぎませんでした。

また万葉時代にさかのぼってみると、大和の木津川の一部分を鴨川といったことがわかりました。しかしこれも京都の鴨川ではないから参考になりません。では、そのころの鴨川と京都の鴨川との間に、名前をつける上でなにか縁故があるのだろうかとも考えたのですが、これも、どうやら没交渉らしいという結論になってしまいました。

ただ一つ『古今集』の編集者の一員であった紀貫之の歌に、鴨川という言葉は出てきませんが「川風寒く千鳥鳴くなり」