후리가나로 읽는 일본 고전
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おうむぐらかえくびでんせつ
鸚鵡蔵代首伝説
国枝 史郎
国枝 史郎의 鸚鵡蔵代首伝説(おうむぐらかえくびでんせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,083자 · 26화면
辺りをウロツキ廻り、今夜念願遂げて肚ア立ち割り調べたところ、有った有った凄いような孕子があった。現在の小判から見りゃア、十層倍もする甲州大判の、一度の改鋳もしねえ奴がザクと有った。有難え頂戴と、北叟笑いをしているところへ、割いた口から今度は娘っ子が転がり込んで来た! 黄金に女、盆歳暮一緒! この夏ア景気がいいぞ!」
グーッと綱五郎は抑え込んだ。
(無念!)と菊弥は、抑え付けられた下から刎返そう刎返そうと※(「足へん+宛」、第3水準1-92-36)きながら、
(烈士、別木荘左衛門の一味、梶内蔵丞の娘の自分が、こんな盗賊に!)
抑えられている口からは声が出ない! 足で床を蹴り、手を突張り、刎返そう刎返そうと反抗った。
そう、菊弥は娘なのであった。父は梶内蔵丞と云い、承応元年九月、徳川の天下を覆そうとした烈士、別木荘左衛門の同志であった。事あらわれて、一味徒党ことごとく捕えられた中に、内蔵丞一人だけは遁れ終わせ、姓名を筧求馬と改め、江戸に侘住居をした。しかし大事をとって、当歳であった娘のお菊を、男子として育てた。というのは、幕府において、梶内蔵丞には娘二人ありと知っていたからであった。