후리가나로 읽는 일본 고전
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マージャンさつじんじけん
麻雀殺人事件
海野 十三
海野 十三의 麻雀殺人事件(マージャンさつじんじけん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,337자 · 33화면
それを持っていた人間まで解っています」
検事と帆村探偵は呆気にとられた。
「それは星尾です。実は星尾を押えに行った部下の刑事が、こちらへ護送してくる途中、星尾がソッと懐から出して道端に捨てたのをいち早く拾いあげたのです。それには茶褐色の汚点がついていました。鑑識係にしらべさせたところ、例の毒物がついていたのです」
「星尾に当ってみたかね」と検事が訊いた。
「早速当ってみました。が、白状しません」
「そりゃそうだろう。星尾には松山を殺す動機がすこし薄弱すぎる」
「そうでもありませんよ、雁金さん。星尾は理科の先生です。科学的なことはお得意の筈です。それに星尾の父親というのが神戸に居ますが、これは香料問屋をやって、熱帯地方からいろいろな香水の原料を買いあつめては捌いているのです。阿弗利加の薬種を仕入れる便利が充分あります。それから星尾は、すこし変態性欲者だという評判です。それから湯呑み茶碗をひっくりかえしたのも、兎に角、彼でした。彼の犯行現場が帆村さんの眼に入らなかったのは先生背後を向けていたからです」
そう云えば帆村は、星尾の牌がよく見えるところから、そればかりに気をとめて、其の行動には余り注意をしていなかった。