일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おうごんをあびるおんな

黄金を浴びる女

野村 胡堂

野村 胡堂의 黄金を浴びる女(おうごんをあびるおんな)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,350자 · 22화면

아오조라 문고

第一に眼をつけたのは、勘定奉行配下にある、金座、銀座の役人です。これは貨幣鋳造の度毎に、分一と言うものを貰う(千分の十、即ち千両の鋳造で十両ずつの所得)外、いろいろの役得があって、後藤三右衛門などはその私財だけでも百万両を超えるだろうと言われるほどでした。遥か後年弘化二年に金座の後藤が死罪になったのは、上を誹謗したと言う罪名になって居りますが、実際は鳥居甲斐守等と結んで悪貨を鋳造し、不義の私財を集め過ぎた為です。

銀座の方の役人も、これに劣らず豪奢を極め、中役の小南などは、家の中が小判だらけだったとか、蒲焼を取って二分金で払ったとか、千両以上の費用で、別荘を三つも作ったとか言う噂もありました。

駿河守はこの金座銀座の役人から、窮民救済の冥加金を取上げようと考えましたが、何んとしても適当な工夫がありません。勘定奉行の役目で、金座へ出張して調べることは何んでも無いが、吹屋町の後藤三右衛門の私宅――黄金が唸って居るという奥倉は、役目を笠に被ても調べようが無かったです。金座銀座の頭は、今日の日本銀行総裁のような非常に見識があったもので、勘定奉行と雖ども、滅多に指を差すわけに行かず、若し調べた上で、不正の貯蓄が見当らないとなると、これは腹切り道具です。