후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
もぬけのから
もぬけのから
そのへんは大きな邸宅ばかりの、さびしい町ですし、まして、深夜のことですから、大通りには人かげもなく、街灯の光が白いアスファルト道を、ほのかにてらしています。その中を、一ぴきの金色の豹が、恐ろしいいきおいで、とんでいくのです。そして、その二十メートルほどうしろからは、ヘッド=ライトを消した、まっ黒な自動車が、影のようにすべっていきます。なんだか、恐ろしい夢でも見ているような、ふしぎな光景でした。
自動車の運転席には、明智探偵と小林少年とが、並んでこしかけ、明智が運転していました。
「あいつは、もう、この自動車に追跡されていることを、知っているでしょうか。」
「知っているかもしれない。なんでもいいから、どこまでも尾行するんだ。もし、せまい道へまがったら、ぼくらも車をおりて追っかけるんだ。今夜こそは、あいつのすみかを、つきとめなければならない。」
前を走る豹のすがたを見つめながら、小声で、そんなことを、話しあっているときでした。とつぜんむこうの横丁から、まっ黒なものがとびだしてきました。やっぱりヘッド=ライトを消した一だいの自動車です。客席のドアは、開いたままになっています。