후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
水中の悪魔
それが、全国の新聞にのったものですから、この怪事件は、日本じゅうのうわさの種になったのです。
新聞は、三日前の夜の銀座のできごとと、関係があると書いていましたが、だれしも、そう感じました。巨大な黒いかげや、空いっぱいの白い顔の事件には、なにかしら、えたいのしれない悪念がこもっているのを感じました。
しかし、その悪念がどんなものだかは、まったくわかりません。明智探偵がいったように、なにか恐ろしい事件のぜんちょうだろうと、想像するばかりで、それが、どんな恐ろしい事件なのか、だれにもわからないのでした。
それからまた五日ほどたったとき、こんどは、まっ昼間、またしても、えたいのしれない気味のわるいできごとがおこりました。
水中の悪魔
明智探偵の少女助手マユミさんのおとうさんの花崎俊夫さんは、世田谷区に大きな邸宅をもっている、りっぱな検事さんでした。花崎さんにはマユミさんのほかに、もうひとり、男の子がありました。マユミさんの弟で俊一君というのです。小学校の六年生ですが、ねえさんとちがって、探偵なんかきらいで、学校の勉強がすきな、おとなしい子でした。
それは日曜日の午後のことです。