후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
つかんで、いきなり、かつらを、めくりとってしまいました。
すると、マユミさんにばけた女のかつらの下から、小林君の少年の頭が、あらわれたのです。
「きさま、にせものだなっ。やっぱり思ったとおりだ。男の子が女に変装していたんだ。きさま、なにものだっ? あっ、わかったぞ。小林だな、明智の弟子のチンピラ探偵だなっ。ちくしょう! おれを、まんまといっぱいくわせやがった。」
ゴングは、いまいましそうに、どなりつけたあとで、あごに手をあてて、ちょっと考えていましたが、なにか決心したらしく、ぶきみに笑って、
「ようし、このお礼には、いいことがある。おれは人を殺すのがきらいだから、殺しはしないが、きさまを、おもしろいものの中へいれてやる。運がわるければ、そのまま死んでしまうのだ。だが、そんなことは、おれの知ったことじゃない。おれが手をかけて殺すのじゃないのだからな。ウフフフ……、こいつは、うまいおもいつきだぞ。ウフフフ……。」
ゴングが笑うと、どこからともなく、あのぶきみな音が、ウワン、ウワン、ウワン……と、聞こえてくるのでした。
ああ、ゴングのおもいつきとは、いったいどんなことなのでしょう。