후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
千年の魔豹
「だれもいないよ。へんだなあ。たしかに、笑い声だったねえ。」
「うん、廊下でないとすると、もしかしたら、この窓の外じゃないかしら。」
小林君は、そういいながら、広い庭に面したガラス窓を、開いてみました。
庭は、まっ暗です。窓からの電灯の光が、四かくに地面をてらしていますが、そのほかは、すみを流したような暗さです。
「庭にも、だれもいないようだね。」
そういって、ガラス窓をしめようとしたときです。またしても、
「えへへへ……。」
と、うすきみの悪い笑い声が、こんどはまえよりも、もっと大きく聞こえてきました。
「アッ! あれはなんだろう。」
園田君が、おしころしたような声でいいました。
闇の中に、キラキラ光るものが、うごめいていたのです。
そいつが、スーッと、こちらへ近づいてきました。そして、窓からの光の中にはいったのです。
「アッ!」
二少年の口から、恐怖の叫び声が、ほとばしりました。
そこには、一ぴきの、大きな金色の豹が、ニューッと、あと足で、立ちあがっていたではありませんか……。
千年の魔豹
そいつのからだは、電灯の光をうけて、まぶしいほどギラギラと、金色にかがやいていました。