후리가나로 읽는 일본 고전
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おうごんひょう
黄金豹/妖人ゴング
江戸川 乱歩
江戸川 乱歩의 黄金豹/妖人ゴング(おうごんひょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 153,404자 · 307화면
豹のゆくえ
「ウオーッ。」
と、恐ろしい声をたてました。
豹のゆくえ
武夫君は少年探偵団の副団長で、なかなか勇気のある子どもでしたから、それを見ても、すぐには逃げださないで、部屋のすみの安楽イスのうしろに身をひそめて、じっとようすを見ていました。
豹は、ぐるぐると部屋の中を歩きまわっていましたが、やがて、だんだん、こちらへ近づいてくるのです。武夫君は、気づかれたのではないかと、ギョッとして、からだをちぢめました。大きな安楽イスのうしろの、せまいすきまですから、すぐにはとびかかれませんが、でも、武夫君がかくれていられるくらいですから、豹だって、はいれないことはありません。
イスのかげから目ばかり出して、じっと見ていますと、豹は、のそりのそりと、こちらへやってきます。そのあいだが、もう二メートルほどの近さになりました。
武夫君のからだじゅうに、つめたい汗が、にじみだしました。顔はもう、まっ青です。でも、目をそらすことができません。じっと豹の顔をにらみつけていました。
その恐ろしい豹の顔が、ジリッ、ジリッと近づいてきます。もう一メートルになりました。まるで映画の大うつしのように、目の前いっぱいに、その金色の顔がひろがって見えるのです。