후리가나로 읽는 일본 고전
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こうちょうのなげき
黄鳥の嘆き
甲賀 三郎
甲賀 三郎의 黄鳥の嘆き(こうちょうのなげき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,792자 · 82화면
僕は全く偶然に一年ほど以前に手に入れたものだが、あゝ、之こそ、僕の疑惑を固く包んだ結核を押し潰して、ドロ/\の血膿を胸の中に氾濫させたものなのだ。
野村君、必ず順序を狂わせないで、読んで呉れ給え。先ず次の切抜の印刷物を読み、それから第三と番号のうってある僕の遺書の続きを読んで呉れ給え。
もし野村が突然この重明の遺書に接したのだったら、彼は恐らく重明がいよ/\発狂したのだと思ったであろう。然し、野村は幸いに父の遺書の方を先に読んでいたので、重明のいう疑惑という言葉に、大体の当りがついていたので、彼(重明)はやはり彼自身の秘密を多少察していたのだな、と今更ながら、彼(重明)の背負されていた重荷について、同情したのだった。
野村は第二と番号をつけた印刷物を取り上げた。
お歴々方の前でお話しするなんて、光栄の至りでございますが、馴れないことで、さっぱり上って終って、旨いことお喋りがでけない次第で、後でお叱りのないようにお願いいたします。只今御紹介下さいましたように、私は大体大阪のもんで、大阪の警察に永いこと勤めまして、辞めてから、砂山探偵事務所に這入りまして、俗にいう私立探偵ちゅう奴で、名探偵などとは飛んでもない。