일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

“のうひつジム”

“能筆ジム”

坂口 安吾

坂口 安吾의 “能筆ジム”(“のうひつジム”)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,488자 · 9화면

아오조라 문고

亭主が二階にあがり、スタジオに当てられた部屋に入って、戸をぴったり閉ざしているときなど、彼女は亭主は画を描き、でなければ読書三昧にふけっているものとばかり考え、不思議には思わなかった。それに、ニンゲルは古い型の亭主で、家族は彼に絶対服従、彼のすることには口をはさませなかったから、彼女にしても何をしているのか聞く勇気さえなかった。

ニンゲルは、買物には特に注意を払った。週に一度近くの街のソマーヴィルに出かけて、肉類をはじめ食糧品を買い、時には女房や子供ともども出かけて衣類などを購うこともあった。そうして、女房には充分金を与えて、不満のないようにしていた。その上彼は、月に一度位の割合で商用のためにニュウ・ヨークに出かけることにしていたが、彼が株の思惑でつくったと称する金を持帰って、ほくほくしているのを見ても女房は別に不思議とも思わなかった。寧ろ亭主はなか/\の腕きゝで、うまくやったものと考えてござったのである。

“能筆ジム”が十七年間もふんづかまらなかったのは、まったく秘密をまもったからであった。彼は、自分の仕事を誰れにも喋らなかったし、どんな場合にも扉を開け放っておかなかったように、大変な注意を払っていたようだ。