후리가나로 읽는 일본 고전
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いいおじいさんのはなし
いいおじいさんの話
小川 未明
小川 未明의 いいおじいさんの話(いいおじいさんのはなし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 3,793자 · 8화면
美しい翼がある天使が、貧しげな家の前に立って、心配そうな顔つきをして、しきりと内のようすを知ろうとしていました。
外には寒い風が吹いています。星がきらきらと枯れた林のいただきに輝いて、あたりは一面に真っ白に霜が降りていました。天使は見るもいたいたしげに、素跣で霜柱を踏んでいたのであります。
天使は自分の身の寒いことなどは忘れて、ただこの貧しげな家のようすがどんなであろうということを、知りたいと思っているふうに見えました。家の内にはうす暗い燈火がついて、しんとしていました。まだ眠る時分でもないのに話し声もしなければ、笑い声もしなかったのであります。
このとき、ちょうど同じ村に住んでいる、人のいいおじいさんが、山の小舎でおそくなるまで働いて、そこを通りかかったのであります。そして、おじいさんは天使を見ると、そばへいってどうしたのかと問うたのであります。
天使はおじいさんを見上げて、
「近いうちに、この家へ天から子供を一人よこそうと思うのですが、心配でなりません。この寒いのに、子供がどうしてつらいめをしないものでもないと思うと、なんとなく案じられて、私はこの家のようすを見にやってきたのであります。