후리가나로 읽는 일본 고전
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いたずらこぞうにっき
いたずら小僧日記
佐々木 邦
佐々木 邦의 いたずら小僧日記(いたずらこぞうにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 63,226자 · 128화면
「又一週間は御逗留でしょう。すれば屹度舞踏会にも出なさるわ。彼の昔の着物を着て」
「困るわねえ」
と三人がかりで困っている。
伯母さんは金持だけれど、昔し者だそうだ。彼の顔は唯今動物と共にノアの箱船から出たばかりで厶いという顔だそうだ。日曜学校で教わった時に、動物は皆二疋ずつ出て来たと聞いたが、伯母さんは老嬢だから一人で出て来たに相違ない。何しろ姉さん達が頻りに困っているものだから、乃公も困った人が来たと思って、大に困っていた。
お茶が済んで伯母さんは一人で二階にいた。乃公は御機嫌うかがいに行って、少時談話の末、用談に取かかった。
「伯母さん、伯母さんは姉さん達が可愛う厶いますか、憎う厶いますか」
「何を言うのだねえ、お前は。姉さん達やお前が可愛いばかりに遠々しい処を恁うして来たのじゃないか」
「真正ですか?」
「お前は余っ程可笑な事を訊く子だね」
「其じゃ真正に可愛いなら、伯母さんは是から直ぐに帰って下さい。姉さん達は舞踏会があるので、伯母さんがいちゃ困るんですって、お友達に外聞が悪いのですって」
と尚お乃公は得心の行くように詳しく話してやった。
乃公は伯母さんが那に憤るだろうとは思わなかった。