후리가나로 읽는 일본 고전
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うすゆきしょう
うすゆき抄
久生 十蘭
久生 十蘭의 うすゆき抄(うすゆきしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 30,454자 · 59화면
やがて銃声がおさまり、もとの静寂にたちかえった。月が出て山の端にあがったが、地上には、照すべき命のかけらは、はやただの一つも残っていなかった。
「うすゆきものがたり」の前編、因果物語にある部分は、ここで完結しているが、大炊介と行子の恋愛史ともいうべきものは、この物語が終ったところから新に書き起されている。
後編では、母の資子が才女の才を発揮し、あらゆる方法で二人を堰きわける。資子は縁故をたよって、御所の曹司から摂津の芥川城へ、そこから伊勢の浅香城へというふうに転々と行子の身柄を移す。大炊介は資子の策略にかかり、蜂須賀家政の手について朝鮮征伐に追いやられる。その間、行子は二度も資子の手から逃げ、南蛮寺で全身がくずれ見るかげもなくなった大炊介の母の香具にめぐりあって看護することなどある。七年後、大炊介は朝鮮から帰って来、日本の隅々まで十年あまり行子の所在をたずねまわった末、浅香城に居るのをつきとめて逢いに行くが、そのとき行子の顔に癩の結節が出ていたので、忌わしい顔を見られるのを恥じ、大炊介の足音が下の階まで近づいて来たのを聞きつつ、天主閣から投身して死ぬところで終っている。