후리가나로 읽는 일본 고전
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おはなし
おはなし
夏目 漱石의 おはなし을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,680자 · 12화면
しかし立派な技術を持ってれば変人でも、頑固でも人が頼むだろうと思いました。佐々木東洋という医者があります。この医者が大へんな変人で、患者をまるで玩具か人形のように扱かう愛嬌のない人です。それで、はやらないかといえば不思議なほどはやって門前市をなすありさまです。あんな無愛想な人があれだけはやるのは、やはり技術があるからだと思いました。ゆえに建築家になったら、私も門前市をなすだろうと思いました。高等学校時分の事でした、親友に米山保三郎という人、夭折しましたが、この人が説諭しました。その説諭に曰く、セントポールのような家は我国にははやらない。くだらない家を建てるよりは文学者になれといいました。当人が文学者になれというたのはよほどの自信があったからでしょう。私はそれでふっつりやめました。私の考は金をとって、門前市をなして、頑固で、変人で、というのでしたけれども、米山は私よりは大変えらいような気がした。二人くらべると私がいかにもちっぽけなように思われたので、今までの考を止めました。そして文学者になりました。その結果は――分りません、恐らく死ぬまで分らないでしょう。