일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おれのにょうぼう

おれの女房

山本 周五郎

山本 周五郎의 おれの女房(おれのにょうぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,296자 · 46화면

아오조라 문고

「おれの写生帖がないんだ、この机の上へ置いた筈なんだが」

「置いた筈ならそこにある筈じゃないか、置いたところを捜してみればいいじゃないか、いつでもそうなんだから、いやなにがない、なにはどこへ置いた筈だ、ない筈はない、滑ったの転んだのって、置いた筈なら置いたところを捜せばいいじゃないか、いけないよそんなところをひっくり返しちゃ、だめだってばさ、そんなとこに有りやしないよ、触っちゃいやだってのにね、あたしがちゃんと片づけといたんだからひっかきまわしちゃだめだよ、いけないってのにわかんないのかね、このひとは」

「――ここに有ったじゃないか」

「有ればいいじゃないか、有れば文句はないじゃないか、此処に有っただって、あたしが片づけといたんだもの有るに定ってるじゃないか、机の上へ置いた筈だのどうだのこうだのって、があがあがあがあ、騒ぐばかり大げさに騒いで、そうしちゃしまいにあたしに手数ばかりかけるんだ、いつかだっても――」

又五郎は黙って部屋の中を眺めまわす。

台所ではお石の甲だかい叫びが、ひっきりなしにいつはてるともなく続いている。不揃いな絵の道具、いじけたような安物の木机、角の欠けた茶箪笥、火桶、炭取り――家具といえるのはそれで全部だ。