후리가나로 읽는 일본 고전
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からすのうたうたい
からすの唄うたい
小川 未明
小川 未明의 からすの唄うたい(からすのうたうたい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,709자 · 12화면
そうすれば、晩には、うまいものをたくさんおまえに食べさせてやることができる……。」と、おじいさんは、からすに向かっていいました。
さんしょうの実のように光る、円い目をくるくるさして、からすは頭を傾けておじいさんのいうことをきいていましたが、それを承知したと答えるように、うなずきました。
「おまえさえ承知してくれれば……。」と、おじいさんは喜んで、からすの足をひもで結び、からすを屋台の上に止まらせて、こんどは、街道から、小さな町へと歩いてゆきました。
「からすのおじいさんがきた。」
町では、子供らも、大人も、おじいさんが吹くチャルメラの音を聞くと、こういって、わざわざ家の外へ出てみました。それほど、おじいさんは、また町でも知られてしまいました。
「さあさあ、あめを買った、買った、おいしいあめを買った。あめを買ってくださると、からすが唄をうたってきかせます。」と、おじいさんはいいました。
子供らは、おじいさんのまわりに寄ってきました。おじいさんは、町の四つ角のところにくると屋台を下ろしました。
「おじいさん、あめをおくれ。」
「わたしにも、おくれ。」
子供らは、口々にいって、小さい手をさし出しました。