후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
だから梅子とは大いに話が合った。時々顔を見合して、黒人の様な批評を加えて、互に感心していた。けれども、大体に於て、舞台にはもう厭が来ていた。幕の途中でも、双眼鏡で、彼方を見たり、此方を見たりしていた。双眼鏡の向う所には芸者が沢山いた。そのあるものは、先方でも眼鏡の先を此方へ向けていた。
代助の右隣には自分と同年輩の男が丸髷に結った美くしい細君を連れて来ていた。代助はその細君の横顔を見て、自分の近付のある芸者によく似ていると思った。左隣には男連が四人ばかりいた。そうして、それが、悉く博士であった。代助はその顔を一々覚えていた。その又隣に、広い所をたった二人で専領しているものがあった。その一人は、兄と同じ位な年恰好で、正しい洋服を着ていた。そうして金縁の眼鏡を掛けて、物を見るときには、顎を前へ出して、心持仰向く癖があった。代助はこの男を見たとき、何所か見覚のある様な気がした。が、ついに思い出そうと力めてもみなかった。その伴侶は若い女であった。代助はまだ二十になるまいと判定した。羽織を着ないで、普通よりは大きく廂を出して、多くは顎を襟元へぴたりと着けて坐っていた。