후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
四つ折りにしたのを座布団の傍へ置きながら、
「先生、大変な事が始まりましたな」と仰山な声で話しかけた。この書生は代助を捕まえては、先生々々と敬語を使う。代助も、はじめ一二度は苦笑して抗議を申し込んだが、えへへへ、だって先生と、すぐ先生にしてしまうので、已を得ずそのままにして置いたのが、いつか習慣になって、今では、この男に限って、平気に先生として通している。実際書生が代助の様な主人を呼ぶには、先生以外に別段適当な名称がないと云うことを、書生を置いてみて、代助も始めて悟ったのである。
「学校騒動の事じゃないか」と代助は落付いた顔をして麺麭を食っていた。
「だって痛快じゃありませんか」
「校長排斥がですか」
「ええ、到底辞職もんでしょう」と嬉しがっている。
「校長が辞職でもすれば、君は何か儲かる事でもあるんですか」
「冗談云っちゃ不可ません。そう損得ずくで、痛快がられやしません」
代助はやっぱり麺麭を食っていた。
「君、あれは本当に校長が悪らしくって排斥するのか、他に損得問題があって排斥するのか知ってますか」と云いながら鉄瓶の湯を紅茶茶碗の中へ注した。
「知りませんな。