후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
出来得るならば、自分の頭だけでも可いから、緑のなかに漂わして安らかに眠りたい位である。いつかの展覧会に青木と云う人が海の底に立っている脊の高い女を画いた。代助は多くの出品のうちで、あれだけが好い気持に出来ていると思った。つまり、自分もああ云う沈んだ落ち付いた情調に居りたかったからである。
代助は縁側へ出て、庭から先にはびこる一面の青いものを見た。花はいつしか散って、今は新芽若葉の初期である。はなやかな緑がぱっと顔に吹き付けた様な心持ちがした。眼を醒す刺激の底に何所か沈んだ調子のあるのを嬉しく思いながら、鳥打帽を被って、銘仙の不断着のまま門を出た。
平岡の新宅へ来て見ると、門が開いて、がらんとしているだけで、荷物の着いた様子もなければ、平岡夫婦の来ている気色も見えない。ただ車夫体の男が一人縁側に腰を懸けて烟草を呑んでいた。聞いてみると、先刻一返御出になりましたが、この案排じゃ、どうせ午過だろうって又御帰りになりましたという答である。
「旦那と奥さんと一所に来たかい」
「ええ御一所です」
「そうして一所に帰ったかい」
「ええ御一所に御帰りになりました」
「荷物もそのうち着くだろう。