후리가나로 읽는 일본 고전
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あわもりものがたり
『たぬき汁』以後
佐藤 垢石
佐藤 垢石의 『たぬき汁』以後(あわもりものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,470자 · 244화면
「そうかねえ」
この問答では、大して要領を得ぬ。
私は十数年前、この上新田で野菜を作っていたことがある。村に青物市場があって、前橋から八百屋が買い出しにきた。ある朝、茄子の食い余りが百個ほどあったので、これを市場へ持って行ったところ、八百屋はこれを三銭五厘で持って行った。
百個ですぞ。一個三毛五糸にしか当たらない。金の価の高い時であったが、百個の茄子が三銭五厘にしかならぬのを見て、私は頗るたまげたのである。
一貫目の茄子が、何個ほどあるか知らない。しかしながら、一貫目四十四銭八厘に売れるとすれば、いかに金の価値が低くなった現今においても百個三銭五厘当時に比べ、随分うまい話じゃないか。少なく見積もっても、百個の茄子は、一貫四、五百匁はあるであろう。
しからば、農家は青物組合へ盛んに荷を出す筈であろうと考えるが、実際はそうじゃない。都会から、買い出し部隊が列をなしてやってくるからだ。
背負い袋、大風呂敷、配給籠などを提げたおかみさん連が、子供までぞろぞろ連れて、都会の方から幾組も幾組もやってくる。そして、農家の庭前に立って、
「なにかありませんかね」
「ねえこともねえ」