일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あわもりものがたり

『たぬき汁』以後

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 『たぬき汁』以後(あわもりものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,470자 · 244화면

아오조라 문고

その間も、若い僧は茶釜から尽きぬ湯を汲みだしていた。老僧は、知らぬ振りをしていた。

寺振舞が済んでから幾日か過ぎ、もう夏となっていた。守鶴は、いろいろの用事が終わったので自分の室へ引き退り、昼寝をはじめたのである。ところが、急に用事ができたので正通和尚は庫裏から、守鶴の室へ向かって、幾度か呼んだけれど、返辞がない。

そこで和尚は、守鶴の室へ行って、襖を開いてみると、驚いたことに大狸が室の真ん中で、高鼾で大の字なりに寝ていた。

――南無 幽霊――

和尚の心に、合点がいった。和尚は、守鶴に気づかれぬように、静かに襖を閉めて庫裏へ戻ったのである。

守鶴は、浅ましき姿を正通に見られたのを覚った。もう、わが正体を明らかにした以上は、この寺に務めてはおられぬ。その日夕方、守鶴は方丈で読経が済んだ後の和尚の前に座し、実はわたしは榛名山麓の横穴に、歳古く棲んでいる狸である。今日、はしたなくもわたしの粗忽から、あられもなき態をお目にかけ、まことに相済まぬ仕儀であった。かくなっては、高僧と畜生とは相供に住まわれません。お暇を戴き申す。

それでも構わぬと、和尚は引きとめたが、守鶴はその場から、いずこともなく姿を消したのである。