일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅんきんしょう

ちくま日本文学014 谷崎潤一郎

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 ちくま日本文学014 谷崎潤一郎(しゅんきんしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 85,196자 · 169화면

아오조라 문고

一書によると、王のお歳は十八歳であったと云われる。また、嘉吉の乱にいったん滅亡した赤松の家が再興されたのは、その時南朝の二王子を弑して、神璽を京へ取り戻した功績に報いたのであった。

いったい吉野の山奥から熊野へかけた地方には、交通の不便なために古い伝説や由緒ある家筋の長く存続しているものが珍しくない。たとえば後醍醐天皇が一時行在所にお充てになった穴生の堀氏の館など、昔のままの建物の一部が現存するばかりでなく、子孫が今にその家に住んでいると云う。それから太平記の大塔宮熊野落ちの条下に出て来る竹原八郎の一族、―――宮はこの家にしばらくご滞在になり、同家の娘との間に王子をさえ儲けていらっしゃるのだが、その竹原氏の子孫も栄えているのである。その外更に古いところでは大台ヶ原の山中にある五鬼継の部落、―――土地の人はあれは鬼の子孫だと云って、決してその部落とは婚姻を結ばず、彼等の方でも自分の部落以外とは結ぶことを欲しない。そして自分たちは役の行者の前鬼の後裔だと称している。すべてがそんな土地柄であるから、南朝の宮方にお仕え申した郷士の血統、「筋目の者」と呼ばれる旧家は数多くあって、現に柏木の附近では毎年二月五日に「南朝様」