일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

とむらいきかんしゃ

とむらい機関車

大阪 圭吉

大阪 圭吉의 とむらい機関車(とむらいきかんしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 186,729자 · 371화면

아오조라 문고

怪我人が喘ぎ喘ぎ云った。紳士は早速運転手に手伝わせて怪我人を抱き上げ、自動車の中へ運び込んだ。

「……すみません……」怪我人が苦しげに息づきながら云った。「……わっしア、ご覧の通り……夜旅のもんです……あいつめ、急に後ろから来て……わっしが、逃げようとするほうへ……旦那……なにぶん、お願いします……」

怪我人はそう云って、もうこれ以上喋れないと云う風に、クッションへぐったりと転って、口を開け、眼を細くした。

紳士は大きく頷いて見せると、鞄を持って運転手の横の助手席へ移った。

「さあ出よう。大急ぎだ。箱根までは、医者はないだろう?」

「ありません」

自動車は、再び全速力で走りだした。

とうとう峠にやって来た。

道が急に平坦になって、旋回している航空燈台の閃光が、時々あたりを昼のように照し出す。もう此処までやって来ると、樹木は少しも見当らない、一面に剪り込んだような芝草山の波だ。

と、向うから自動車が一台やって来た。ヘッド・ライトの眩射が、痛々しく目を射る。――先刻のクーペだろうか?

だがその自動車は、似ても似つかぬ箱型だった。客席には新婚らしい若い男女が、寝呆け顔をして収まっていた。