후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
とむらいきかんしゃ
とむらい機関車
大阪 圭吉
大阪 圭吉의 とむらい機関車(とむらいきかんしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 186,729자 · 371화면
炭をあけて行くんだ」
女達は瞬間技師の奇妙な命令に顔を見合せて立止ったが、すぐその側から係長が黙って頷いているのを見ると、わけもなく技師の命令に従って行った。
滝口坑の炭車は、凡て枠のホゾをはずすと箱のガタンと反転する式のダンプ・カーであった。運搬夫たちは技師の命に従って、次々に出て来ると、その場で箱を反転さして積み込んだ石炭をザラザラとあけていった。みるみるそこには石炭の山が出来あがった。が、十二、三台目の炭車が箱を反転さした時に、ここでとてつもないことが持上った。
大きな箱の中からザラザラと流れ出た石炭の中から、炭塵に黒々とまみれた素ッ裸の男が、転ろげ出て、跳ね起きて、面喰らってキョトキョトとあたりを見廻わした。係長が叫んだ。
「やや、浅川監督!」
全くそれは、炭塊に潰されて死んだ筈の浅川監督であった。咄嗟に身構えて飛びかかろうとする奴へ、すぐに技師は、係長からひったくったドスで思い切りひたっと峯打ちを喰らわした。
監督がぶっ倒れると菊池技師は、魂消た係長とお品を連れて、立ち騒ぐ坑夫たちを尻目にかけ、炭車に乗って開放された片盤坑へはいって行った。