후리가나로 읽는 일본 고전
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みのりをゆたかに
みのりを豊かに
宮本 百合子
宮本 百合子의 みのりを豊かに(みのりをゆたかに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,827자 · 8화면
そしてまた、そこに出入りし、同じ隣組に属す何倍かの人々は、心からその残念をわかち合わずにいられなかったと思う。
全波機は、二百円より五百円迄で製作販売されると云われたけれども、わたしが相談するどの専門家も、それで出来るとは保証してくれない。大体十倍の価格がいわれる。その上、日本の今日の技術では、全波に切り替えて行くスウィッチの製作が未熟であって、とても自由に地球をめぐる電波は捕えかねるらしい。固定させて、それぞれの聴取目的の波長にやや合わせて、幾つかをきめて切り替えて行くスウィッチならば、相当の性能をもつということである。その他、絶縁体の質の問題とかもあるときいた。
一言にして云えば、全波が聴ける、という声、聴きたいという欲望は日本中に普くあるのだが、実際聴ける機械は、さし当りどこに在るのかわからない状態が生じているのである。
日本の人々の生活にとって、この一二年の間にラジオの位置は、徹底的に変化した。空襲以来、すべての人は、ラジオが生活の必需品であり、それは米と一緒に守らなければならないものとして理解するようになった。一つは、報道が人々の生命の安全に直接関係したからであるし、他面では、機械がなくて、一度失ったらもう手に入り難いという事情に立っている。