후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ものぐさなきつね
ものぐさなきつね
小川 未明
小川 未明의 ものぐさなきつね을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,248자 · 5화면
二
そして鶏だけには、星のものをいうことがよくわかりました。また、鶏の鳴いていろいろなことを話すのも、星にはよくわかりました。
「まだ牛も馬も眠っています。私だけが起きたのです。」と、鶏は、大きな声を出して叫びます。またつぎに、
「いま、ようやく家の人たちは起きました。そして、勝手もとでガタガタ音をさせています。いま、ろうそくに火を点けて、裏口の方へ出てゆきます。きっと馬にまぐさをやるのでしょう。」と、鶏は告げていました。
二
かくして、毎朝、星は夜の間に見た不思議なことを鶏に知らせ、また鶏は、村の中のできごとを星に知らせて、たがいに春から秋になるまで、長い間、仲のいい友だちであったのです。星がしめやかな言葉つきで、
「いま、寒い風が、あちらの遠い森の中で騒いでいる。」と、鶏に告げますと、鶏は、うなだれて体じゅうを円くしてちぢむのでした。
「しかし、鶏さん、私はおまえさんを毎晩守ってあげますよ。」と、星はいったのです。
冬になって、雪が地の上に積もると、鶏は小舎の中に押し入れられてしまいました。そして外へ出ることを許されませんでした。
哀れな鶏は、小舎の中にいて、どんなに怠屈をしたでしょう。