후리가나로 읽는 일본 고전
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よものながめ
よもの眺め
宮本 百合子
宮本 百合子의 よもの眺め(よものながめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,293자 · 7화면
ウクライナの村々から、男は祖国防衛軍として出て行った。残った老人、女、子供らが侵入し土地に居据ったナチス軍の鉄の顎と格闘しなければならなかった。どんなにそれらの一見無力な人々が、勇気と智慧と近い将来の勝利への確信をもって暴力と殺戮とを持ちこたえたか、そのいきさつをワンダ・ワシリェフスカヤは一つの誇張もない、表面的なただ一つのアジテーションもない筆致で叙している。
この作品には、文学におけるリアリズムの新鮮な一つの要素が、くっきりと浮び上っている。作者の心からなる同感と愛情をよびさましたそのテーマに沿って題材を整理してゆくとき、ワシリェフスカヤは、過去の文学における文学的な省略法、テーマの進展のモメントとなる各細部を、印象的に整理してゆく方法だけに頼らず、もっと深く本質にふれて、占領地域におけるナチス軍の窮極における敗退の生活的・心理的な理由を、政治的にしっかり把握した上で、政治的機動性とでもいうようなダイナミックな力で、描こうとする対象を取捨し、必要によって、ぐっとつき迫っている。しかも、実に興味あることは、二十年前のソヴェト文学のように、作者の政治的な理解力というものが、生のままそこに示されるような幼稚な段階は見事に克服されてしまっていることである。