후리가나로 읽는 일본 고전
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わがあいするしじんのでんき(さん)
わが愛する詩人の伝記(三)
室生 犀星
室生 犀星의 わが愛する詩人の伝記(三)(わがあいするしじんのでんき(さん))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,406자 · 22화면
一つも判らないんだと彼は罵倒した。一たい、人間の意志のかがやきなんて、それは何物を形容していうのか、意志のかがやきなんてことを麗々しく言うところから嘘がはじまるのだと、私と彼とは酒も手伝って或る晩なぞ果しなく憎み合って議論をしたものだ。
そんな座に佐藤惣之助が何時もふしぎに加わっていた。佐藤は萩原の晩年に妹かね子さんを貰い、この美女をつまにしていた。かね子さんはその当時或る婚家先から出戻っていたし、佐藤はその妻に先立たれていたから、恰度、むきが合い境遇にも選ばれた二人であったから、萩原はかね子さんをくれないかという佐藤に、本人さえいいと言うならやるよ、君なら如才なくやってくれるからと萩原は承諾して、かね子さんは佐藤惣之助のおよめさんになったのである。君の妹さんに何か購ってあげたいと言った私を、一言のもとに断った萩原は佐藤にはあよしよしと妹さんをよめにやったことは、何と言っても私へのあつかいは、あまりに酷どすぎていた。私は酒の勢いで或る晩佐藤のいる前でずけずけと言った。単に物を購ってやるといった僕を小酷く断ったのは、なにか不潔な感じでもあったのか、そして佐藤には肉体もろともにくれてやったということは余りにも友情を無視し過ぎるというものだ、僕はキスや握手を懇請したのではない、ただ好意からせめてハンド・バック