후리가나로 읽는 일본 고전
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エトナ
エトナ
野上 豊一郎
野上 豊一郎의 エトナ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,454자 · 16화면
それは現実のカターニアに対する私の失望を十分に償うに足りるものだった。
カターニアから鉄道線路――それは前の日に私たちが通った所だった――にくっ付いたり離れたりして、海岸を北の方へ走っていると、物の十キロも来たかと思う頃、中世風の一つの城砦が絵のような形で丘の上に聳えていた。その少し先の海の中に、ばら撤かれたように小岩が幾つも白波に洗われていた。ポリプ※(小書き片仮名ヘ、1-6-86)ーモスの七つの島というのだそうだ。ポリプ※(小書き片仮名ヘ、1-6-86)ーモスはキョクロープス(一つ目の巨人)たちの棟梁で、オデュセウスの一行を岩窟に封じ込んで食おうとしたが、一つきりない目を潰されてオデュセウスを取り逃がし、漕ぎ去る舟を目がけて盲滅法に丘の上から岩を投げかけた。その岩が七つ水面に出ているのだという。果して七つあったかどうか、実は通り過ぎてから気がついたので、数えるひまがなかった。
それから少し行った所に、アチスという小さい川があった。これもポリプ※(小書き片仮名ヘ、1-6-86)ーモスに関係のある伝説の川で、ポリプ※(小書き片仮名ヘ、1-6-86)ーモスは美しい妖精のガラテアに懸想したが、ガラテアはアチス(アキス)という愛人があったので拒絶すると、巨人はアチスを殺そうとした。