일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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カインのまつえい

カインの末裔 クララの出家

有島 武郎

有島 武郎의 カインの末裔 クララの出家(カインのまつえい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 45,864자 · 93화면

아오조라 문고

一夜の中に一尺も二尺も積り重なる日があった。小屋と木立だけが空と地との間にあって汚ない斑点だった。

仁右衛門はある日膝まで這入る雪の中をこいで事務所に出かけて行った。いくらでもいいから馬を買ってくれろと頼んで見た。帳場はあざ笑って脚の立たない馬は、金を喰う機械見たいなものだといった。そして竹箆返しに跡釜が出来たから小屋を立退けと逼った。愚図愚図していると今までのような煮え切らない事はして置かない、この村の巡査でまにあわなければ倶知安からでも頼んで処分するからそう思えともいった。仁右衛門は帳場に物をいわれると妙に向腹が立った。鼻をあかしてくれるから見ておれといい捨てて小屋に帰った。

金を喰う機械――それに違いなかった。仁右衛門は不愍さから今まで馬を生かして置いたのを後悔した。彼れは雪の中に馬を引張り出した。老いぼれたようになった馬はなつかしげに主人の手に鼻先きを持って行った。仁右衛門は右手に隠して持っていた斧で眉間を喰らわそうと思っていたが、どうしてもそれが出来なかった。彼れはまた馬を牽いて小屋に帰った。

その翌日彼れは身仕度をして函館に出懸けた。