후리가나로 읽는 일본 고전
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チェーホフのたんぺんについて
カシタンカ・ねむい 他七篇
神西 清
神西 清의 カシタンカ・ねむい 他七篇(チェーホフのたんぺんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,418자 · 92화면
チェーホフ序説
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チェーホフは自伝というものが嫌いだった。――僕には自伝恐怖症という病気がある。自分のことがかれこれ書いてあるのを読んだり、ましてやそれを発表するために書くなどということは、僕には全くやりきれない。……そんな意味のことを、一八九九年の秋、つまり死ぬ五年ほど前に、同窓のドクトル・ロッソリモに書き送っている。
これが単なるはにかみであるか、それともほかに何かわけがあるのか、その辺のことはあとで改めて考える機会があるだろう。けだしチェーホフという人間を見ていく場合、これは見のがすことのできぬ根本問題の一つだからである。それはとにかく、彼がそんな但書をつけてロッソリモに送った自伝というのは、おおよそ次のようなものである。(あらかじめお断わりしておくが、チェーホフの文章の飜訳は版権の関係から今日のわが国では許されていない。従って以下すべてチェーホフ及びその同時代人からの引用文は、大意を伝えるだけにとどまる。)
――私アントン・チェーホフは一八六〇年タガンローグに生まれた。一八七九年モスクワ大学の医学部に入学した。学部というものについてこれと云った深い考えはなく、どんな積りで医科を選んだものか覚えがないが、べつにこの選択を後悔しなかった。