일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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チェーホフのたんぺんについて

カシタンカ・ねむい 他七篇

神西 清

神西 清의 カシタンカ・ねむい 他七篇(チェーホフのたんぺんについて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 46,418자 · 92화면

아오조라 문고

ところで「諦らめよ」と独語している精神は、「曾ては闘争を好んだが今は陰鬱な精神」であり、「大雪が凍死体を埋めてゆくように」刻々に『時』に嚥まれてゆくことを自覚している精神であり、もはや「高みより地球の円い形を眺めつつ」逃げかくれする気力もなく、「雪崩よ、落ちて来ておれを運び去れ」と呟くほかない精神なのである。この『虚無の味わい』という詩が、その頃ボードレールが母への手紙の中で訴えているような脳の廃疾への恐怖と実際どこまで関連があるかは知らない。ともあれここで大切なことは、あくまでこれが「曾ては闘争を好んだ」という前提のもとに立つ絶望の心理だというところにある。それをシェストフはチェーホフのうちに摘発し且つ論証して、さながら検事のごとき威容と満足感とをもって、彼に対して「禽獣の睡り」という「死」を求刑しているのである。

シェストフが精巧な実証的論理の才と、ポレミスト的説伏力とを兼ね備えた、稀有のペシミストであったことは疑いない。従ってその論証のプロセス自体のうちに何かアラを捜そうとしても、しょせんは無駄骨にすぎない。手品の種は、もしあるとすれば、必ずやその前提の中にひそんでいる。