후리가나로 읽는 일본 고전
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スウィスにっき
スウィス日記
辻村 伊助
辻村 伊助의 スウィス日記(スウィスにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 216,275자 · 410화면
カウフマンはそれを汲んで、パチパチ勢よく燃え上るストーヴにのせた、煙突は天井をつきぬけて、寝室になっている二階の、広間を温めるようになっている。食堂のうしろには、婦人の寝室があるが、広さはやっと八畳敷ぐらいで、通路で二つにしきられておる。
室には、食器は一通りそなえてあるし、隅の書庫には、英独仏の聖書をはじめ、小説や雑誌などが可なりある、天井には、ベルンで見たような、担荷が二つかけてあった。小屋は、スウィス山岳会ベルン支部に属して、千九百十年八月の建設、その標高、二千六百九十一米突で、会員は無代だが、然らざるものは、泊り賃二フラン、薪代は何れにしても、四キロの束が三フラン八十ソンティーム、二キロの束は一フラン六十ソンティーム払えなんて、いろんな注意がしてある、入口に金箱がぶら下げてあって、代金はそれに投げ入れるようにしてあるが、此んな真似まで日本でしたらなんて、心細い心配が起らぬでもないが、これはガイドの手前、気にも出さなかった。
備えつけの、毛の上靴に履きかえて、壁にかけたジークフリトの大きな地図など見ているうちに、たちまち御茶の用意が出来る、簡単な食事でも、適度の運動と、標高も少しは手伝って、なかなか甘く味わせる。