후리가나로 읽는 일본 고전
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『ぐうぞうさいこう』じょげん
ゼエレン・キェルケゴオル
和辻 哲郎
和辻 哲郎의 ゼエレン・キェルケゴオル(『ぐうぞうさいこう』じょげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 101,567자 · 212화면
六
――こう私は考える。私は薄情であった。そうしてただ一つの薄情でも、人生のはかなさを思わせるには十分であった。彼らの鼻っぱしの強い誇り心は恐らくこの事実を認めまいとするだろうが、彼らの認めると否とにかかわらず、私は彼らを傷つけたことを信じ、そうして絶えず済まないと思う。
私は自己を高めるために薄情を避けなかった。しかしどんな背景があろうとも、薄情であったことは苦しい。私はどうにかして彼らを愛し続けたかったと思う。彼らの内にも愛らしい所がひそんでいたろうにと思う。私にそれが不可能であったことは私の愛の弱小を証明するに過ぎないだろう。私は彼らをも同胞として抱擁し得るような大きい愛をはぐくみたい。私はそういう愛の芽ばえが力強く三月の土を撞げかかっているように感ずる。
春が来た。春が来た。真実の生の春が来た。すべてはこれからだ。
六
私は彼らを再び愛し得るようになっても、彼らを動かしている傾向を再び愛することは、決してあるまい。
この傾向を焦点として見れば、彼らは享楽のほかに生活を持っていない。彼らはともに全身をもって、全生活をもって享楽しようとする。彼らは内面外面のあらゆる道徳を振り捨てて人の恐れる「底」