후리가나로 읽는 일본 고전
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『ぐうぞうさいこう』じょげん
ゼエレン・キェルケゴオル
和辻 哲郎
和辻 哲郎의 ゼエレン・キェルケゴオル(『ぐうぞうさいこう』じょげん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 101,567자 · 212화면
八
真に所有の要求に燃えている者に(あるいは燃えていた所に)、どうしてそれが不可能だと言い切れるだろう。自分にそれほどの力がない(あるいはなかった)、とつぶやく心持ちにはなることもあるが、しかしそれは自己を嘲る根拠にはなっても、他人を嘲る根拠にはなり得ない。まさしく彼は自分の浅い生ぬるい経験から押して、自分の知らない世界のことを横柄に批評したのである。……
こういう論証は私をよい気持ちにした。私は彼と彼の一味との浅薄な醜さを快げに見おろした。そうして彼の永い間の努力と苦心と功績とを一切看過した。私はそこに自分の愛の狭さを感じる。この種の心持ちがしばしば他人の製作に対して起こっているのではないかと、自分を憂えないではいられない。愛なき批評を呪うようになった私には、もはや気軽に他人を非難する度胸がなくなった。
八
ショオとドストイェフスキイとに一種の類似がある。それは知的と心理的とに特色を有する表現法が因をなしているかも知れない。しかし私は特に彼らの内からメフィストが首を出している所にそれを認めたい。そうしてまたそこに彼らの大きい相違をも認めたい。
ショオが社会に対して浴びせかける辛辣な皮肉の裏には、彼の理想の情熱と公憤とが燃え上がっている。