후리가나로 읽는 일본 고전
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ドナウげんりゅうこう
ドナウ源流行
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 ドナウ源流行(ドナウげんりゅうこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,565자 · 44화면
其等の流派のものは、堅く陰気で、清楚で無いところに特色があった。僕には、テエーヌなどの議論も或程度まで受容れていいような気持がその時して居た。
Bezirksmuseum というのを見に行った。箪笥とか、古時計・著物・靴・うば車・額面など、そういうものが沢山陳列してある。ここにも矢張り古い時代の呵責道具が並べてあった。それから玻璃に画いた農民美術のいろいろのものがあり、この中には、欲しくて溜まらぬものもあった。素朴な色と、その配合と、女の顔などの邪気無いところは、僕をして所有心を起させた程である。それから古い寝台のいろいろがあった。寝台は維也納で、チロール山中地方のものを見て来ているが、此処のもなかなか好かった。その単純な模様が僕の心を引いた。それから、日本の品物のあるのが僕を驚かせた。漆塗の小箪笥があったり、竹の模様ある置物台。膳七重。高砂の翁媼図の縫取。書棚。香炉。屏風。大花瓶。太鼓など。目ぼしいものは無くとも、こういう処に日本の物が丁寧に飾られているのは決して悪い気持ではなかった。譬えば、長崎でシイボルトが伊藤圭介に呉れたという虫目金とか、久能山東照宮にある西班牙マドリー製の置時計とか、京都市妙心寺の南蛮寺鐘とか、そんなものを西洋の遊覧者が見て起す気持に似ていたかも知れなかった。